golf第1回
45歳、平均スコア100台。半年で90切りを目指すプロジェクトを始めます
海外渡航がひと段落し、次に技術として身につけたいと思ったのがゴルフでした。継続的な練習習慣はありません。それでも半年以内に90を切ることを目標にします。感覚ではなく、計測・レッスン・ラウンド統計・用具・費用を一つのプロジェクトとして管理していきます。
「半年で」という期限は、この記事のあとに外しました。見出しと本文はそのまま残してあります。
期限を置くと、そのときいちばん直すべきところではなく、締切までに数字が動きそうなところを選んでしまうと考えたためです。3回打った時点で、距離は狙えば伸びる一方、大ミスの数は別の問題だと分かってきたのが直接のきっかけでした。90を切るまで続けることは変えていません。期限だけを外しています。いまの合格ラインと、動かした基準の履歴は Golf にあります。
現在地
継続的な練習習慣なし
キャリー中央値(10球)
キャリー中央値(10球)
2026-08-22、TrackMan で60分の計測をしました。PW、7番アイアン、ドライバーを指定球数打ち、最後に仮想ラウンドを回っています。
何が問題か
飛距離が足りないのではなく、良い球と悪い球の差が大きすぎる。
単位 yd。良い4球だけなら平均156.7yd。左右の平均絶対誤差は17.1yd、最大で左30.4yd・右33.6ydまで散りました。
単位 yd。良い4球なら平均キャリー176.4yd・総距離223.0yd、ミート率1.48。一方で25.2yd と 30.8yd という球も出ています。
良い球の性能は足りています。ミート率1.48は十分な数字です。問題は、その球が10回に4回しか出ないことです。
何から直すか — 選ばなかった2つ
- A 飛距離を伸ばす(ヘッドスピード向上・クラブ買い替え) 却下。良い球のクラブスピードは約38.6m/s(約86mph)で、男性平均より8mph ほど低い。伸ばす余地はあります。ただし中央値を10yd上げても、25ydの球が出るうちはスコアが動きません。分散を放置したまま平均を上げるのは、順番が逆です。
- B スイングを一から作り直す 却下。半年という期限に対して、改造は一度スコアを悪化させる期間が読めません。期限が先にある以上、可逆で効果の早いものから手をつけるべきだと判断しました。フォームの根本改造は90を切ったあとに回します。
- ▸ 採用 大ミスを減らす(分散の縮小を最優先) 10球のうち極端に悪い2球を消すことに集中します。理由は次の仮想ラウンドの内訳です。1ホールの崩壊がスコアの大半を作っていました。
仮想ラウンド(Fuji Classic)は94でした。パー6個、ボギー8個。悪くない内訳に見えます。
ところが1番のパー5で、12打を要しています。
この1ホールをダブルボギーの7で終えるだけで、94は89になります。
もちろん、シミュレーターの94と実コースの94は同じではありません。ライもラフもバンカーもパッティングも違います。それでも、いま自分にとっての最短距離が「20yd飛ばすこと」ではなく「1ホールで崩壊しないこと」なのは明確でした。
やったこと
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日付 | 2026-08-22 |
| 設備 | TrackMan・正規化オン・60分 |
| 内容 | PW 50yd×5球/PW 70yd×5球/PW フル/7番アイアン 計測10球/ドライバー 計測10球/仮想18ホール |
| クラブ | TaylorMade の初心者向けセット(モデル・ロフト・シャフト・長さは未確認) |
| 身体 | 45歳・186cm |
| 費用 | 集計中です。確定次第この記事を更新します |
うまくいかなかったこと
70yd を打ち分けられませんでした。50yd は5球中4球が目標±5yd に入り、いまのところ最も再現できている距離です。ところが70yd は、採用した5球が43.6yd から67.9yd まで散り、65〜75yd に入ったのは1球だけでした。振り幅ではなく力加減で調整しようとしたのが原因だと考えています。
PW のフルショットは、データとして1球しか残りませんでした。理由は次の訂正のとおりです。
計測中、TrackMan のクラブ設定を PW にしたまま、実際には7番アイアンを打っていた区間がありました。最初の集計では、その長い球を「PW のフルショット」として扱いかけています。
事前に決めた打数と実際に握ったクラブを突き合わせて、誤りに気づきました。そこで表示クラブと実クラブを別々に記録し、分類できないショットはすべての平均から外すというルールに変更しています。結果、PW フルとして確実に使えるのはキャリー92.3ydの1球だけになりました。次回、独立して5〜10球を測り直します。
この訂正はゴルフの外にも通じると思っています。データが増えても、入力の意味が間違っていれば分析は正しくなりません。良い数字を拾う前に、その数字がどう作られたかを見る必要があります。
次の一手 — 合格ライン
次回の60分は、次の基準で通過・不通過を判定します。感覚で「良かった」と言わないためです。
| クラブ | 合格ライン | 球数 |
|---|---|---|
| 7番アイアン | 135yd 以上、左右 ±15yd | 10球中 8球 |
| ドライバー | 160yd 以上 | 10球中 8球 |
| ドライバー(方向) | 左右 ±25yd | 10球中 7球 |
| PW 70yd | 65〜75yd(力ではなく振り幅で) | 5球中 3球 |
用具は、この計測が安定するまで買い替えません。判断基準は「現クラブ比でキャリー中央値が+10yd以上、左右幅が20%以上改善」です。良い1球では判断しません。
よくある質問
- 平均100台から半年で90を切ることは可能ですか?
- 断言はできません。この記事は達成報告ではなく、これから半年の記録の初回です。うまくいかなかった場合も、その過程を同じように公開します。
- 90切りに必要なのは飛距離ですか?
- 少なくとも私の現在地では違いました。仮想ラウンドの94のうち、1ホールで12打を要したホールが1つあり、そこをダブルボギーの7に抑えるだけで89になります。
- シミュレーターのスコアは実際のラウンドと同じですか?
- 同じではありません。ライ、ラフ、バンカー、パッティングが実コースとは異なります。この記事の94は仮想ラウンドの数字であり、実ラウンドの94と同一視していません。
- 初心者向けクラブは買い替えるべきですか?
- まだ判断していません。7番アイアンには160yd近く飛ぶ球があり、ドライバーの良い球のミート率も1.48でした。現クラブと候補クラブを10球ずつ打ち、良い1球ではなく中央値と左右のばらつきが改善した場合だけ買い替えます。
「平均を上げる」より先に「最悪値を切る」——これ、仕事でも同じではありませんか。
私はいま、事業のほうでも同じ順番で悩んでいます。伸ばすべき指標があるのに、まず潰すべき下振れがある。この判断を先にやった方の話を聞きたいです。ゴルフでも事業でも構いません。
出典と前提
- 数値はすべて2026-08-22のTrackManセッション(正規化オン)の実測値です。生データは shots.json で公開しています
- 「良い4球」は各クラブのキャリー上位4球を指します。中央値・最小・最大と必ず併記しています
- Fuji Classic の94はシミュレーターの仮想ラウンドであり、実ラウンドの記録ではありません
- 一般男性の平均値・同年代の推定値・私の目標値は、それぞれ別のものとして扱っています。体格から飛距離を断定していません
- 身体に関する記述は専門家の診断ではありません
- 最終更新: 2026-08-22